環境緑化工

斜面を植物の力によって安定化させるための工法です。人工的に植物を植え付ける工法や、自然の力を利用して環境に調和させた斜面をつくる工法までさまざまですが、名称のとおり時間が経過するごとに周辺環境に調和した斜面を造り出すことができます。

■植生基材吹付工

概要 植生基盤材(バーク堆肥等)に種子・肥料を混ぜて法面に吹き付けます。
特長 比較的土壌硬度が高い法面でも、人工的に植生基盤となるバーク堆肥等と種子・肥料を吹き付けることによって、法面を緑化することができます。

■客土吹付工

概要 客土に種子・肥料等を混ぜて法面に吹き付けます。
特長 比較的緩勾配な法面において、人工的な客土と種子・肥料を吹き付けることによって緑化します。

■種子吹付工

概要 種子に肥料や土壌改良材・浸食防止材等をまぜて法面に吹き付けます。
特長 比較的緩勾配で軟質な土壌の法面に施工します。
非常に安価で、施工性が良いのが特長です。

■補強土植生法枠工

概要 従来のモルタル・鉄筋は使用せず、のり枠材に補強盛土工法で用いられるジオシンセチィックス(ジオグリッド、短繊維)を用いた新しい吹付のり枠工法です。
特長 連続するジオグリッドを半円弧状に加工してのり面に設置し、短繊維を混合した改良土(短繊維混合補強砂)を吹付することで、枠自体にも植物の生育が可能な(全面緑化)のり枠を造成します。
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